わたしと子どもの備忘録

育児、聴覚障害関連エピソードを載せています。

ストップ!で家事育児のイライラを乗り越える

最近読んだ本で、『イライラを収めるには「ストップ!」と声を出し手をパチンと打ち、物理的にもう強制終了するといい』というのを読んだ。もやもや答えの出ない悩みがあるときや、イライラが抑えられないというときに有効だそう。私がイライラするのは家族のささいな出来事が多いが、どうにもこうにも怒りが収まらないときはパチンと手を叩く余裕すらない。怒りがふつふつ湧いてきて爆発してしまうので抑えようがない。

 

なので、今のところ使えるのは少しのイラくらいのときである。子どもに口答えされたときとか、もやもや自分で悩んでいるときなど。そういうときにたまに「ストップ!」と声に出してパチンと叩いている。このイライラ抑止法を子どもたちにも教えたが、子どもは使う様子がない。なので、私が「ストップ!」と言っていることが子どもにとっては「あ、お母さんイライラしてる」のサインになってしまっていることも多々ある。圧っぽい。

 

本によると、この「ストップ!」は自分で言うのもいいし、他人に言ってもらうのもいいという。悩んでいるときやイライラしているとき、身近な人に「ストップ!」と言ってもらえることで我に返って心が落ち着くという。そういうのもあるんだー、と思っていたが、この前いざ息子に「ストップすれば」と言われたときは3倍腹がたった。

 

息子の言動でイライラし、私の発言にも嫌味が加わり、でもストップ法なんて忘れているというとき、息子がふと「ストップすれば?」と言ってきた。こうなると本によれば一件落着になるが、そうなるはずもない。息子の「ストップすれば?」が火に油状態となりカーッとなったが、私はぐうの音も出ず言い返す言葉もなかった。