わたしと子どもの備忘録

育児、聴覚障害関連エピソードを載せています。

おいしいと言葉に残さぬ子どもたち

子どもの友人たちが遊びにくれたのでお昼にミートソースを作った。黙々とみんな食べてくれたけど誰も何も言わない。おいしいのか、おいしくないのか、作った身としては少し感想くらい欲しいもの。会話はあるもののミートソースに対してなんの評価もないまま、みんなきれいにごちそうさま。ということがあった。

 

翌日、「みんな黙って食べてたけど、おいしかったのかおいしくなかったのかどうだった?なんの感想もないから寂しい気持ちになった」とわが子たちに伝えると、息子が「おいしかったからみんな残さず食べたんでしょ」という。ああそうだね。たしかにみんな残さず食べてくれたからそれが答えってことか、と納得。

 

でもまた誰かの家で何かをごちそうになるとか、そういうときがあるかもしれないから「おいしい」とかそういう一言があると作った人はうれしいものだよ、というのは伝えた。

 

「おいしくない」「これ苦手」「またこれか」とか文句はたくさん言うくせに、あまりおいしいって言ってくれないのは張り合いないんだぞ、という話。