わたしと子どもの備忘録

育児、聴覚障害関連エピソードを載せています。

手話の勉強方法

私は手話を使います。子供と話すために必要で独学で覚えました。どうやって勉強したのかたまに聞かれることがありますが、分からない単語をその度辞書やアプリで調べ、単語数を増やしていきました。独学は独学の良いところがありますが、手話サークルに入って気づいたことがあります。私の手話は伝わるけれどオリジナル感が強いということです。細かいですが、手のひらきや傾きを指摘されることがあります。

 

おもしろいと思ったのは、指摘するのが聴者であること。手話を勉強している聴者は、そういった細かいところを指摘しますが、ろう者は指摘しません。誰のための手話なんだと思いましたが、ろう者は私の手話でも理解してくれるので指摘しないんだと思います。英語の場合も同じで、ネイティブの人はカタコトの英語でも理解してくれるのでいちいち発音を指摘されません。そんな感じです。指摘してくれるのはありがたいですね。

 

今まで子供と会話をするための手話でしたが、手話サークルに入って、見られる手話・見せる手話というのは違うなぁと実感しています。会話はできるけど、形式張った発表となると難しい、みたいな。

 

自分一人で孤独に手話を勉強してきたので、手話サークルで健聴の人・ろうの人、年齢もバラバラな人と交流できるのはとても楽しいです。手話に興味を持ってくれる人がいるというのは、それだけでうれしいものです。