わたしと子どもの備忘録

育児、聴覚障害関連エピソードを載せています。

小馬鹿にされた気持ちになる態度

聴覚障害者と接したことがないという人はほとんどだと思いますが、そんなとき「その態度は小馬鹿にされた気持ちになる」ものが続いたので書こうと思います。手話がわからない、聴覚障害の理解が乏しいという人のほうが一般的なので、こちらからコミュニケーションの際訴えるのは、

  • 口元を見せてほしい
  • マスクを外してほしい
  • 本人と話してほしい
  • 口も読むので、普通の速さで話してほしい
  • 呼ぶときは肩を軽くたたき、こちらを向いてから話し始めてほしい

などです。他にも色々ありますが、初対面で長時間一緒にいるときなどはこの辺をまず伝えます。この時大人で多いのですが、ひょうきんに手のひらをひらひらさせてバァとか丸を頭の上で作ったり、意味のない仕草を突然始める人がいます。赤ちゃんにするような態度をしたりする人がいます。

 

毎度思いますが、これはなかなか失礼だなと思います。相手は真剣にコミュニケーションを取ろうとしているときに、ごまかそうと適当な意味のない身振りをヒラヒラやるのです。

 

何かを伝えたくての身振りではなく、あやすような意味のないヒラヒラ、変顔をされると、聴覚障害者は「?」となります。見ている私も「は?」となります。まして相手は子供とはいえ小学生高学年です。どうしていいのかわからない戸惑いや照れでそんな仕草が出るのかと考えたこともありますが、大の大人ですし、なんなんだろうと疑問です。あれを見るといつもバカにされたような、会話をする気がないような、真摯な態度ではないと嫌な気持ちになるのでやめてほしいなと思います。

 

子供は苦笑いです。