わたしと子どもの備忘録

育児、聴覚障害関連エピソードを載せています。

息子がひろゆきみたいに反論してくる

かわいい8歳の息子の反論がいちいち鼻につきます。ほんの少しの宿題の漢字ドリルの文字を間違えて10個書いており、「これ直しなよ」と言うと、「え?今ご飯食べなって言いましたよね」と言い返してくるので、「漢字を直すのが先だね」というと「え?御飯食べるためにここに来たんですけど」と言い返してきます。とにかく言い返してきます。

 

昨晩も「あれ?おならした?」という可愛い盛りの息子のおならを指摘すると、「は?してませんけど。なんでしたって言い切れるんですか」と言い返してくるので、こちらも「隣に息子がいて、それで臭ってくるんだからそうでしょう」と言うと「え?お父さんかもしれないし、お姉ちゃんかもしれないでしょ」と返してきます。

 

もうすぐハロウィンがありますが、昨年と同じ衣装を着たくないと言うので理由を聞くと、「あれ着てたら『ゴムゴムの実できるの?』」ってバカにされたから嫌だったと言います。「ああそうなんだ、嫌だったね」というと「は?何いってんの?人間ですけどって言い返した」と言っていました。そこはさ、ゴムゴムの実ー!!ってやればいいじゃんと思いますが、8歳のプライドがそうはさせないようです。

 

もちろん「それってあなたの感想ですよね」も伝家の宝刀のような感じでたまに出してきます。そこで受け流せば良いものを、私も負けじと言い返すので収集がつかなくなります。もうどちらも正論のぶつけ合いで余白のない緊迫感のあるやりとりです。なんで8歳を言い負かそうとしてるんだと後悔することもありますが、あの小生意気な「は?それって〜ですよね?ちがいますよ?」みたいな返しは相手をイライラさせます。それって良くないよ、その言い方、相手が相手なら飛びかかってくるよ、と言いましたが、それにも言い返してきました。相手にしないのが良いのでしょうが、受け流せません。

 

今朝も同じような言い負かし合いのピリピリ緊迫感のなか朝食をとっていましたが、最後に息子がかわいく「さっきはごめんね」と一言くれました。息子のほうが大人です。めんどくさいあの物言いは、ひろゆきの真似ではなく私の真似なのかと不安になってきました。