わたしと子どもの備忘録

育児、聴覚障害関連エピソードを載せています。

結局は尊敬だと思う

夫婦関係も友人関係も、親子関係も、結局うまくいく理由は尊敬だと思う。親を見ていて思う。父は朝から晩まで働いていて、賢い高校を出て色々苦労をした。口数は少ないが頼りになる父だったし、大人になって考え方の違いや解せないことなど諸々あるが、基本の根っこに尊敬の念がある。父のおかげで大学にも行けたし、とても感謝している。そんな父を尊敬していた母を見ていたので、自然と私も兄も父を尊敬していた。

 

現在の私は子どもたちを尊敬している。スイミングやかけっこ、折り紙、縄跳び、ルービックキューブ、けん玉、コマ、何でも一生懸命にやり、できるまでやり、結果クラスでも飛び抜けて上手な子になっている。努力は周りに見えないし、「できていいね」と言われるその影で人の何十倍も努力している子どもたち。本当にすごい。

 

夫のことも尊敬している。多趣味で、仕事をし、英語の勉強を突然始めた。今の家族が成り立っているのは夫のおかげだし、感謝している。

 

夫婦も親子も友達も、尊敬があるから続くんだと思う。愛だ好きだだけじゃ続かない。尊敬の念がないといつでも縁は切れるんだろうなと思う。

 

翻って自分はというと、人とは違った子育てに戸惑い、なかなか手を離れなかった子育てだったのに、最近自分の時間がふっとできるようになった。なにをしよう。自分のアレテーはなんだろうと考えている。これからは自分のやりたいこと、したいことに貪欲になってもよさそうだ。時間もあるし。

 

20代はがむしゃらに仕事をし、30代は無我夢中で育児をした。40代は自分のしたいことに目を向け進みたい。自分で自分を認められるような文章を書いていきたい。