わたしと子どもの備忘録

育児、聴覚障害関連エピソードを載せています。

マラソン大会で応援すると子どもがみんなダッシュする

子どものマラソン大会の応援に行ってきました。グラウンドをぐるぐる回るタイプのマラソンなので、わが子をずっと目で終えますし、大きく3周ほど走ったので、目の前に来たときの応援チャンスは多かったです。私の子どもは走るのが好きで、先頭集団に入り込み、結果も素晴らしかったです。よく頑張った!!!

 

学童に行っているので、顔を知っている子や子どもの友だちなど、たくさん目の前を走っていきます。知らない子が9割ですが、「がんばれー!」と言いながら手を叩いて応援しました。900mの距離を一生懸命走っており、みんな尊いです。

 

わが子が目の前を走る一周目、全力応援で「がんばれー!!○○ー!!!早い早い!!」と声援を送りましたが、そこで息子は3人抜かしました。声援に背中を押され、かっこいいところを見せてくれました。夫は「あんまり頑張らせすぎちゃうとペースがあるでしょ」と言いますが、「じゃぁどこでがんばるのよ」と相変わらず声援を送っていました。知っている子が目の前に来たので、「がんばれー!!!○○くん!!」と言うと、またダッシュで数人抜いていきました。学童の子もいたので「がんばれー!あと少し!」と言うと、拳を突き上げて目の前を駆け抜けていきました。かっこいいやんけ!

 

なんだか自分の声援が、マリオカートにある板に乗ると勝手にスピードが上がるあの板のような気がしてきました。名前はわかりませんが、スタート付近にあるあのダッシュ板です。私が応援していた場所がよかったのか、よく声援が届いたのか、みな応援を受けて目の前をダッシュし、抜かしていきます。声援ってマリオカートの板みたいなのね、と思いつつ、素直でみんなかわいかったです。

 

ラスト周のときもわが子に「○○ー!!!あとちょっとだー!!」と声援を投げるとまたマリオダッシュを見せてくれ、一人抜いていきました。そしてラストスパートを自らかけていました。スポーツする側から、「応援は力になる」とよく聞きます。が、応援する側が、この声援が今走っている人の力になったぞと実感でき、貴重な経験をしました。