わたしと子どもの備忘録

育児、聴覚障害関連エピソードを載せています。

菜々緒氏がチョコレート嚢胞を告白

菜々緒さんがチョコレート嚢胞を告白していました。私と同じ!と記事に見入ってしまいました。卵巣に溜まった血の塊は、5cmの大きさになっていたと。

 

私の場合は突然の診断で5cmとわかり、翌月には手術をしました。定期的に観察している人は、薬でコントロールできたりするようですので、彼女はそれだったのかな。子宮内膜症で苦しんでる人は芸能人でも多いですね。あややも告白していたような。

 

朝のニュースでチョコレート嚢胞について解説していたので、子どもに「お母さんはここを切って手術して取った」と説明しました。ふーん、という感じでした。

 

私の自覚症状は生理痛や排卵痛でしたが、年に一度は検診に行くことをおすすめします。痛みがあるということは、何か異常があるかもしれないので。私の場合、産後5年くらいで5cmのチョコレート嚢胞が爆誕していました。

 

子を産んだお母さんたちは、子どもの検診で躍起になりがちですが、自分の体も労ってほしいです。市の健康診断や子宮がん検診では、卵巣まで見ていないことが多いです。私は検診を年に一度受けていたのでそれで安心していました。でも、卵巣は診ていなかったんですねー。知りませんでした。左右の卵巣のチェックは、経膣エコーでしっかり時間をかけて診てもらう必要があります。検診の車でパッと細胞取るだけでは確認できません。卵巣を診てもらうなら婦人科の予約を取る必要がありますよー!

 

子宮がん検診は受けているけど、卵巣を診てもらってないという方は大勢いるはずです。卵巣は沈黙の臓器で、チョコレート嚢胞は放っておくとがん化する可能性もある恐ろしい病気です。婦人科へ行きましょう!

 

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娘の下着探しの記録: ボクサータイプの苦労

今週のお題「大発見」

 

最近ずっと娘の下着を探していましたが、女児のボクサーパンツ型のパンツというのがまぁ売っていません。ユニクロやGU、しまむらなど店舗を探しても、全部ブリーフ型というか三角の形のものばかりで、ボクサーパンツタイプのものがない。女の子のパンツというと、三角のものばかりで、足の付根にゴムがキュッとなっているので、その締め付けがキツイ。サイズを大きくしたとて、ゴムがキュッとなっているので、解決しません。

 

男児の下着はブリーフがもはや壊滅寸前で、ボクサータイプがここまで幅を利かせているのに、女児の下着はどうしてこう三角なのでしょう。このジェンダーレスの時代、子どものパンツだってあらゆる好みに対応してほしい(話がでかい)。でも、ゴムの締付けを嫌がる女の子は多いのではないでしょうか。

 

そもそもボクサータイプの女児パンツを探し始めた理由は、娘がパンツで足の付根が痛むと訴えたことから。たしかに女児パンツはゴムでキュッとしているものが多く、キャラクターがプリントされたパンツなどは、もう足の付根のゴムとウエストのゴムでおそろしく小さくなっていたりします。そりゃ痛いし擦れるし気になるわ。

 

天下のユニクロやGU、しまむらには見当たらないので、ネットで探すことにしました。すると少しお値段はしますが、Amazon楽天でボクサータイプの下着があったので、注文してみました。が、サイズがバカでかくて半ズボンのような感じで失敗。下着は肌触りや質感も大事だし、サイズ感もこの目で確かめたいもの。

 

「娘さん、母ちゃんがんばって探しまたよ。そして、見つけました。」

 

イオン店舗の下着コーナーでボクサータイプのパンツ女児用が売っていました!サラッとしたエアリズムのような質感の生地や、綿100%のものがありました。サイズも140〜160とありました。肌触りもよく、サイズ感もよく、なにより足元の締付けがないので、本人も「履いてないみたい」と驚いていました。始めは慣れませんでしたが、今では快適に気に入ってくれています。

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ボクサータイプの女児パンツ、もっとあるといいなと思うんですよね。ユニクロやGU、しまむらなど身近なお店には三角パンツばかりだし、ネットはサイズや質感がわからず私自身失敗したので、やはり店舗が良いなと思っています。イオンさすがです。感動!ボクサータイプは形もかっこいいし、締付けもないし、動きやすいし、擦れないし、買ってよかったです。ザ・女児パンツ感がないところも良いです。

 

娘が下着が擦れて足の付根が痛いと言い出し、それからボクサータイプの下着を探す日々でしたが、イオンで解決できました。Amazon楽天よりも安いし、本当に買ってよかったです。娘が「下着が擦れて痛い、ゴムがキツイ」というと、もうその悩みを自分の悩みかのように捉え解決したくなるのは母心です。

 

ネットの女児ボクサータイプの下着のコメントを見ていると、ボクサータイプを探す母の声で溢れていました。「店舗にないからネットで見つけた」という声。「娘が締め付けを嫌がるので探していた」「やっと見つけました」という共感の嵐。

 

でも私のようにサイズで失敗しないよう、イオンがお近くにあればおすすめです。女児ボクサータイプパンツで奔走する日々を送っていた私にとって、かなりの大発見でした。

「好きな人いる?」の返事で火に油

息子は小学生ですが、最近クラスの女子が色めきだっているようです。「誰か好きな人いるの?」「好きな人いる?」「好きな人いないなんてウソ」などと聞かれてとてもうるさいと話していました。小学生は特に女の子のほうがませていると聞きますし、そういう話題に興味が出てくる年頃でしょう。微笑ましいです。

 

あまりに聞いてくるので、黙らせるために「このクラスにいる」と答えた息子はさらなる質問攻めにあい、よりうるさくなったと嘆いていました。その返事は火に油だよと思いつつ、「好きな人いる?」の質問に「いる」と答えれば終わると思ったんですね。しかし終わるわけはなく、倍うるさくなったようです。

 

そして昨日、通学路に手紙が落ちていたと女子から手紙を渡されたそうです。「息子くんへ すきです ソンヨンミン(仮)」ソンヨンミンだったかなんだか忘れましたが、韓国のような名前で、学校に韓国の子はおらず、息子はいたずらだと怒っていました。話を聞く限り、放っておきな案件ですが、息子はとても嫌な気持ちになったようでした。自分の反応を伺うような、それを見て楽しむ心境がわからない、といった感じでした。

 

それを聞いて、たしかにそりゃ嫌だわなとウンウン話を聞きました。もし仮に直接気持ちを伝えてくれたなら、うれしいことだけど、いたずらで反応を伺うのはそりゃ嫌だよね、と話していました。娘も、「◯◯は●●が好きで両思い」みたいな話をよくしていますが、家で言うのはいいけど、本人たちをからかい過ぎないようにねと念を押しました。好きな人がいるというのはとても素敵な感情ですが、周りがとやかくいうことでもないし、冷やかすことでもないし、まして自分の心の中で温めておきたい感情の人もいたりしますし。誰かにいいたい!!好きな人がいるって言いたい!!みたいな子もいるのかもしれませんが。

 

翻って私の小学生時代は全く恋愛話に興味はなく好きな人などいなかったし、そういう話題もなかったように思います。でも、6年生のときに「●●があなたのこと好きらしいよ」とハサミで切った髪の毛をセロテープに貼ったものを渡されたときは、なんだこれとその場で廊下の壁に貼り付けた場面を思い出しました。その話をしたら子どもたちは笑って聞いていました。そういうのってあるよね、お母さんもそういうの嫌だったときあったよ、と笑い話になりました。

 

息子はボソっと「おれは好きな子いるけど、玉に傷なんだよね」と言っていました。え?!いるの?!と少し動揺しましたが、「玉に傷ってなに」「何が傷なの」と聞きました。すると「うるさいところが玉に傷」と教えてくれました。ふーん、好きな子いるんだ、へー、と子供の成長を感じました。

 

娘も気になる人がいるようですが、「教えるわけないでしょ」と一蹴されました。正解。

子どもの自転車がズタボロになってきたので修理に出した

子ども2人の自転車がズタボロなので、やっと修理に出した。子どもたちの自転車遍歴は、新品のストライダーから始まり、中古の補助輪付き自転車、新品のペダルが外せる自転車、今の中古の自転車となっている。子どもは恐ろしいスピードでサイドアウトしていくし、ましてや年子なのでたまにお遊びで乗る自転車は中古でいいと私は納得していた。

 

が、特に弟は小学3年生になると自転車で爆走するようになった。購入していた時点で中古感満載だったが、本人は気に入っており乗り回していた。ギアもついていて、ギアが今何速なのか曇って見えなくなっていても気にせず乗り回していた。いよいよパンクしてやばい、となったのでホームセンターに持っていくと虫ゴム(タイヤの空気を入れるとこ)が劣化してのパンクは多いと教わり、虫ゴムを交換した。200円で直ったと思うのもつかの間、1時間経つとまたぺしゃんこになってしまったのでこれはいよいよパンクだろうと今修理中である。

 

息子にはお姉ちゃんとの共有を条件に新しい自転車の購入も提案したが、共有は嫌だの一点張りなので結局パンクを直して使う予定。

 

一方のお姉ちゃんの自転車は、手のグリップ部分がボロボロに劣化し、「持ち手を握るとベトベトになるから嫌だ」と敬遠される代物と化していた。サドルもぼろぼろになってきて残念感が強いが使用頻度は全くもって低いので、グリップ部分の修理と、万年前輪ブレーキ状態のブレーキの具合を見てもらっている。これ、修理代があまりにかさむようなら新品の自転車の購入費用に当てたほうがいいと思っている。

 

子どもの自転車は本当にすぐにサイズアウトするし、街乗りと言うほど街乗りしないし、公園と自宅と友人宅の往復なので高い自転車は必要ないと思う。方向転換する度ガッシャーンと倒すし、前輪を持ち上げるようなヤンキーを思わせる乗り方をしてはしゃいでるので、整備はしっかりしてあげて存分に乗り回してほしい。

 

昔兄が今の息子くらいの年齢だったころ、近所の子らは自転車であちこち遊び回るのに対し、兄は自転車を持っていなかったのですべて走ってそれについていっていた。周りは自転車の速さで移動する中、全力疾走の兄。あまりに走りすぎて心臓が痛くなり、病院につれていったもらったという強烈なエピソードを持っている。それを聞いた祖母があまりにかわいぞうだと、当時流行っていたギア付きの自電車を買ってくれたのを思い出した。

子どもが悪口を言われたら

子どもが習い事で嫌なことを言われたと気を落として帰ってきた。子供が笑っていると私も嬉しいし、悲しい顔をしてると私も落ち込む。聞くと、片付けをしている時にわが子が物を落としてしまい、「バカが」と言われたそうだ。それでどうしたの?と聞くと「バカはおまえだ」と言い返したと言う。グッジョブ。言われっぱなしの子になってほしくないし、言い返せた度胸に拍手。子ども同士なんだから我慢しなくていいし、ましてやわが子は悪くなく理不尽な「バカが」に対して悲しく落ち込む必要もない。でも子どもは落ち込んでいて、翌日の習い事に行きたくないという。

 

その日の夜、言い返せたことを褒め、またなにか言われた場合どういう切り返しがいいのか弟も含め話しをした。口が達者な弟は「そういうときは『黙れクズ』っていう」という。さすが息子、バカの3倍返しくらいの威力がある。他にも、「バカっていうやつがバカだ」「カバっていってしりとりを始める」「なんでバカなんですか?」とか、色々でた。弟から出る悪口のオンパレードに舌を巻いた。

 

私は何が言いたいかって、言われっぱなしは嫌だし、そういう経験はこれから先いくらでもするということだ。理不尽なことを言われたり、バカにされたり、そいうことは大人になってもあるわけで、でもそういうのにヘコタレてほしくないのだ。言い返すくらいの負けん気があると自分を助けてくれるし、言われてその場で深い傷を負ってほしくないし、そのくらいだったら「バカ」と言われたら「おまえがな」くらいの切り返しは出来るようになってほしい。小学生中学生の間は。私も小学生の時は嫌なこと言われたよと話すと、笑いながら聞いていた。それでいいのだ。誰も悪口陰口を言わない世界など存在しないし、どうしても言われることはあるし、私に相談してくれてよかった。

 

翌朝、足が痛いと訴えてきた。バカと言われたことが原因なのだろうが、これで習い事を欠席すると傷が残りっぱなしだし、「相手も忘れてるだろうから行けば?」となんとかその日習い事に行った。

 

お迎えに行った時、行きなと送り出したもののまた嫌なこと言われたりしてたら辛いよなと思っていたところ、晴れやかな表情で帰ってきた。聞くと、「終わるときに『ひどいこといってごめんね』と謝ってくれた」という。なんてうれしい結末。ええ子やんけーと私が嬉しかった。わが子は「自分も言い返しちゃったから私も悪いと思った」と言う。わが子もええ子やー。

 

謝ってくれて、余計に仲良くなったそう。やっぱり休まずに習い事に行ってよかった。そうしなかったらその子も謝る機会をなくしていただろうし、わが子ももやもやを抱えた欠席になっていただろうから。

 

私は必死に言い返す言葉を探していたが、杞憂だった。子どもって偉い。相手にダメージを与えるひと言を考え抜いた前日を恥じた。

新宿のドトールでアイスココアを被った彼氏

今週のお題「ほろ苦い思い出」

 

学生時代に付き合っていた彼氏と新宿のドトールに行ったときのことである。そのドトールは広く段差もあって、禁煙スペースと喫煙スペースに分かれていた。彼はハイライト?セブンスター?だかなんだかを吸っていたので、タバコが大嫌いな私なのに喫煙スペースの席でアイスココアを持ってくる彼を待っていた。

 

数回目のデートだった気がしたけど、彼はちょっとカッコつける感じで「アイスココアおごるよ」と言ってくれ、私は席で待っていた。お金がない学生同士常に割り勘だったが、たまに私だったり彼だったりがコーヒーを奢り合ったりすることはあった。そして注文を終えた彼がMサイズのアイスココアを小さなトレイに載せてこちらに向かって歩いてきているとき、見事に段差でズッコケたのだ。ドトールのMサイズのグラスはなかなか高さがあり重さもある。そして濃厚なアイスココアがたっぷり入っており、トレイは小さめ、そりゃバランス崩すよなとも思う。本当に見事にずっこけ、アイスココアを胸全体に被り、段差ですべってアイスココアを台無しにした彼を鮮明に覚えている。私は動じることなく「大丈夫?」といい、恥ずかしいという彼の気持ちが手に取るようにわかるので、なるべく冷静さを装った「ありゃー大丈夫?」と駆け寄った。新宿のど真ん中のドトールでアイスココアをかぶる彼氏に、当時学生だった私は相当動揺しそうだが、彼が年下だったこともあり、あまりショックもなかった。蛙化現象で嫌いになりそうな出来事でもあるが、私はそんなこともなくアイスココアを被りびしょ濡れの彼氏が微笑ましく、温かく席に迎え入れた。

 

その後うなだれる彼氏を席に座らせ、私は新しいMサイズのアイスココアをもらった。せっかくのデートに選んできたであろうシャツがココア色になっていることも笑えた気がする。

 

ほろ苦い思い出である。

息子のバレンタイン

昨日、息子がバレンタインを意識した発言をしておりとてもかわいかった。学童でもらう毎日のお菓子が、昨日は可愛くラッピングされたチョコレートだったようで、それを振り回しながら帰る息子に、「それいいね、どうしたの?」と聞いてみた。すると、「バレンタインって本当は女子からもらうでしょ。今回も女子から男子に渡したらしいけど、俺は外に出てたから自分で取ったんだ」と答えた。

 

誰にもらうでもなく、お菓子ボックスから自らチョコを取りにいく姿が頼もしい。