わたしと子どもの備忘録

育児、聴覚障害関連エピソードを載せています。

学習机を買うタイミングをまちがえた

今週のお題「きれいにしたい場所」

 

学習机を買ったのは長女が小3、長男が小2のときで、それから2年経つが一向に使う気配がない。我が家は2階建てだがほぼ平屋のような生活スタイルをとっており、階段から上は遠い世界になっている。子どもの学習机も、小学校入学と同時の購入を検討したが、小学1年生が自分の学習机に向かうなど想像できなかったのでそのタイミングでの学習机購入になった。今長女も長男も高学年になったが、未だ使われていない。現在頻繁に使う教科書やノートや辞書はリビングに置いて手の届く場所にあるので、使用頻度は高くよかったと思う。それで、2階の学習机に何があるかというと、使わなくなったノートや使い終わった教科書、持ち帰ってきた図工の作品群などだ。

 

長女は比較的学習机をきれいにしているし(そこで勉強することはゼロだが)、「片付けしなよー」と声がけするとやるので古い教科書等もない。今すぐ机にノートを広げて宿題に取りかかれる状態だが、そこではしない。自分の机が2階にあることなど疾うの昔に忘れてしまっているだろう。ずっとリビング学習が定着している。

 

長男の学習机はもう触らないことにしている。私が手を出すから片付けなくなる、と思い全く手を出さなかったらどんどん山盛りになって、もはやジェンガみたいになっている。なのでますます私も本人でさえも手を付けなくなった。椅子の足がタイヤになっていて動くタイプなのだが、椅子にも教科書が重なり始めたので、椅子でガー!!!と高速移動する遊びもしなくなった。完成したけどのりで固めていないジグソーパズルの上に夏休みの工作が乗り、図工で作った万華鏡が飾られ、昨年度の教科書、一昨年のノートが所狭しと並んでいる。引き出しや本棚は使われていない。

 

ある程度の年齢というのが何歳かはわからないけど、もう小学校高学年だし、母親に勝手にモノを整理整頓されるのは嫌だろうし、でも片付けも自分でやらないし、たまに声掛けするものの私も期待していないので空に投げるように「片付けなよー」と言っている。もちろん効果はない。

 

2人とも勉強はリビングでやるので、リビングにスタンドライトもあるし辞書もあるし地球儀もあるし何でも揃っておりリビングが学習机代わりなのだ。なら学習机は買わなくてよかったのではないか。この前娘に、「なんで買ったの?学習机」と聞かれた。「はて、なんでだろう、●●ちゃんが持ってたから?もうそろそろ1階に物を置くのを止めてほしかったから?本人ほしいって言ったっけ?」とはてなだらけになった。

 

きれいにしたい場所は、息子の学習机だが、もう触れないし触れようとも思わない。