わたしと子どもの備忘録

育児、聴覚障害関連エピソードを載せています。

ブルーロックを見た

娘がサッカーを始めたので、サッカーアニメを見たいと色々探してみた。出てくるのは

など。アオアシは教育テレビで放送されているのを見たことがあったが、なんとなく流行っているという理由でブルーロックを見た。対象年齢が13歳となっており、サッカーアニメなのになぜ?と思ったが、見ると理解できた。デスゲーム要素があり、負けたら終わり圧倒的エース意外意味はない、なぜ日本はワールドカップで優勝できないか、エゴイスト(利己主義者)が必要、などちょっと小学生には刺激的な内容だからだろう。

 

見た結果、娘も息子もハマっていた。登場人物がみんなキラキラネームなので、聴覚障害者にとって字幕にはふりがながほしいところだが、ないのが残念。「雷市」で「らいち」、「潔」で「いさぎ」、読めない!!字幕にふりがなを都度つけてください。登場人物の名前が頭に入らないと、感情移入しにくいです。

 

アニメはサッカールールを知っている前提で話が進むので、私のような子供がサッカー初めてルール全く分かりませんという人にはちょっと「何そのルール?」「その用語なに?」が多かった。サッカー用語意外にも子供に度々聞かれる。子供に聞かれたのは、エゴイスト、FW(フォワード)、ストライカー、などなどもっと色々あったがアニメを見ながら言葉の説明をしていた。

 

勝つ快感とか、敗者を見下す高揚感とか、自分主義であれ、とか子供ながらに何かを感じたのか「これ良くないよね」と子供から聞いてくる場面があった。が、チームのために自分を犠牲にしすぎるのは良くないし、ときに自分が前に出るという判断は必要だし、バランスだよねーとは答えた。行き過ぎた利己主義でない限り、持ち合わせたい部分ではあると思う。アニメは極端ではあるけれど、周りと歩調を合わせすぎるのもよくないし。

 

私も含め、日本人は調和を意識するし、それでいい面は多くある。が、突出している人や圧倒的な人というのは、それが個性になって周りを引っ張っていく力にもなるんだよなぁと感じた。

 

「サッカーやりたくなる!」とリフティングの練習を娘は始めていた。やはりアニメや漫画は何かを始めるには刺激になって良い。

https://www.netflix.com/jp/title/81640753